主体的な学会参加を目指す

 看護師が学会に参加する目的として基本となるのは、全国各地の医療現場における最新の医療の現状を知る事です。さらに広く考えれば、医療そのものや医療技術の近年の進展や展望についての情報交換が行えるのが理想的であり、ただ臨床現場に出ているだけでは知る事のできない貴重な知識を獲得する事が目指されます。

 一方、それに主眼があるのではなく、キャリアアップやスキルアップのための手掛かり手に入れたり、人脈を広げたりするために参加する人も多いのが実情です。しかし、参加してみても何かが得られたと言う実感がない人もいます。その時に欠けてしまっているのが主体性であり、学会中に行われている活動に流されてしまっているだけで主体的に参加できていない事が主な原因です。

 その解決策として、参加するからには発表をすると言う考えを持つと良いでしょう。規模が大きい場合には一般からの発表申し込みが可能であり、主体的な参加を促すためには効果的な方法となります。発表をする事によって、どのような事を考えている人であるかを参加者に広める事ができ、必然的にコミュニケーションの場を増やせるためです。

 発表を行って知識の提供を行う事自体が主体的な参加となりますが、それを通じて相互のコミュニケーションが取りやすくなるため、得られる経験の量も飛躍的に増大します。内気でコミュニケーションを取る事に不安がある人ほど、学会に参加するからには発表すると言う姿勢を持つと効果的です。